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天使の和

辛かったこと

 
「今日もガンバロー。」といつも明るく振る舞っているけど、でも、辛いこともたくさんあります。

走るのが遅くて、男のこ達にひどいことを言われたことがあります。
『障害者ー!』って言われて・・・
『障害者って言われて悲しかったら、障害者に産んだお前の親を恨めー!!』と言われました。
そして、後ろから押されたり、蹴ったりされました。
痛かった、悲しかった、辛かった。
障害者に産まれたのは、親のせいでもないし、私のせいでもない。
だから、親も恨まない。

(お前らに何がわかるんだ!!代わってみろ!このヤロー!!)
と、思ったけど言えなかった。悲しくて悲しくて言えなかった。
もっと強くなりたいと思った。あいつらをはね返してやるくらい強くなりたかった。
身体のことで、とやかく言われたくはない。
どうすればいいのかなあ?

みんなと同じように出来ないことがあるのは辛いです。
障害があってもみんなと同じように扱ってほしい。
身体のことを責めないでほしいです。

健康な身体で、障害がなかったら、いっぱいいっぱい走って・・・
鬼ごっこしても、すぐに鬼にならなくて済むし。
長いマラソンも走ってみたい。
やってみたいことがたくさんあります。

いつも家族には申し訳ないなあと思います。

ママには小さなころから、通院に付き添ってもらって悪いなあと思います。
お仕事行きだしたのに、通院のせいで仕事を休んで連れて行ってもらって悪いです。

パパは私の足がこれ以上悪くなりませんようにって、願掛けして遠い会社まで
自転車通勤しています。申し訳ないです。

お姉ちゃんは、小学生のころ重い荷物を通学の時、代わりに持ってくれたりしました。
お姉ちゃんは、私みたいな障害者の妹がいても「そんなの、何ともないよ。」と言ってくれます。
お姉ちゃんがいると、とっても心強いです。

家族に迷惑かけてるけど・・・でも、うれしいです。
いつまで頼らなくちゃいけないのかなあ。と、心配にもなります。
 
 
でも、もうじき中学生。
みんなと同じように出来ないことは、私の試練だと思うので頑張ります。
 
 
*質問があったので、答えます♪

さあちゃんの夢は?
大きくなったら、人に優しく出来る人間になりたいです。
そして、人の役に立つ仕事や、人を笑顔にする仕事に就きたいです。
お医者さんやアナウンサー、パティシエールになりたいです。

好きなことは、お菓子つくりとお料理です。
 
 

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