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こころの生活。

僕の90パーセント

 

ベルギー、スイス、フィンランド、ドイツ、オーストリア、イタリア、フランス、クロアチア、スペイン、マダガスカル、ガラパゴス諸島、インド。
思い浮かべるだけで幸せな気持ちになれる国たち。

生きているうちに一度は行ってみたいと思っている場所です。
マチュピチュとかマウイ島のハレアカラみたいに、訪れてみたいところは沢山あるけど、ニューヨークとヨーロッパの国々には住んでみたいんだ。
暮らしの中でゆっくりとその土地の風土に馴染んでみたい。

世界各地にある雑貨や家具、本や絵本を集めてきてひらくアンティークのお店。
手放せないものは自分のお店で使って、鍼灸カフェを開く。
庭には季節を感じる植物を育てて、ハーブも色々植えよう。
風が吹けばハーブの香りが入ってくるような空間作り。
ときには青空の下で患者さんを診るのもいいし、子どもと一緒に家族でいとなむ仕事がしたい。

雑貨、インテリア、植物、料理、カメラ、大好きなことが沢山あるけど、そのひとつひとつを紡いだ空間を作ってみたい。

 

僕の頭の中は昔からずっとこんな調子。いつもこんなことばっかり考えています。
夢もやりたいこともそんなに変わっていなくて、このイメージに向かってずっと生活してきました。

病気がなかったらどんな生き方をしてたかな。
たった6年だけど、この月日の中で沢山のものを失ってきたような気がします。

26年間という人生。
悔いはないと言い切れる恵まれた時間でした。
友人も家族も職場も、出逢ったそれぞれの人が素晴らしかった。本当にワンダフルな人生。

支えてくれた人、背中をおしてくれた人、見守ってくれた人、いろんな人のおかげで楽しいと思えることに沢山出逢えってこられたし、夢をみることができました。

その人たちの想いに応えたい。
頑張ってる背中を見せたいんだけどな…。

 

だからよけいに、生きることに弱ってる自分が嫌。
失った哀しさよりも、申し訳なさが大きいです。

 

この連載を書こうと思って、昔の自分のブログや日記を読みかえしてるんだけど、整理されてない生々しい言葉、その言葉を残したときの自分の気持ちや感情がよみがえってきて、押し潰されそうになる自分がいます。

自分では整理してきたつもりでも、全身に力がはいって、涙があふれてきちゃう。
全身の発疹が始まって、痛みの芽が次々に芽吹いてきた日々。

思い起こす強烈な日々が、感情を高ぶらせてしまいます。
台風の湿気をとばそうと除湿をかけてるから涼しいはずなのに、身体には発疹が赤々と。

 

身体に違和感を感じるようになってからが本当にあっという間でした。
痛みを感じるようになってからは、痛みを中心に生活がある。

生活が変わる。
どんな風にかわったの?そんなことを少しづつでも書いていこうと思ってたんだけど、次からにしようと思います。

 

思い出すのに少々手こずってるんだ。
ちょっと怖くて(苦笑)

情けないですね。

 

今日は中秋の名月。
すすきをつるして、これから1年の家族の健康を祈りました。
Harvest Moon&芋名月。昨日は里芋、今日はさつま芋を煮たよ。

空を見たり、だんだん虫の種類がふえてオーケストラになっていったりと、
ゆっくりと秋が深まっていくのを感じますね。

美味しいものが沢山あるし、実りの季節。ステキな季節がはじまった!そんな胸躍る気持ちではあるけれど、しばらくは体調に気をつけないといけませんね。

みなさんもどうぞご自愛ください。
それではまた。

 

ごーし

 

 

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高櫻 剛史

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